反り腰の問題点
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反り腰は、一見すると姿勢が良く見えますが、実際にはいくつかの問題が伴います。
①腰痛のリスク増加。
過度に腰を反らせることで腰椎に負担がかかり、慢性的な腰痛や椎間板へのダメージとなる可能性があります。
②骨盤のゆがみ。
骨盤が前傾しやすく、姿勢のバランスが崩れてしまうと腰だけでなく、背中や股関節にも負担がかかります。
③筋肉のアンバランス。
腹筋や大殿筋が弱く、背筋や腰の筋肉の緊張が強まるに従い、徐々に姿勢の維持が難しくなっていきます。
予防・改善するためには、ストレッチや筋力トレーニングに取り組みましょう。
ストレッチは、大腿部の前・後面を中心に、股関節の可動域を広げる意識で行ってください。
筋トレはプランクなどで腹筋を、ヒップリフトなどで臀筋を鍛えるとよいです。
また、日頃から正しい姿勢を心がけましょう。
長時間着座するときは背筋を伸ばし、腰にクッションや腰当てを利用して負担を軽減。
立つときは骨盤を中立に重心が均等になるように努めましょう。
パソコン作業中は、目線に合うよう画面の高さを調整するなどしてください。
反り腰は放置すると腰痛や姿勢の悪化につながりますので、早めの改善に取り組みましょう!